新入社員教育の目的1
新入社員教育が実施される目的として、ひとつは先ほどもご紹介したように、新社会人としての意識付けがあります。社会人としての自覚を持ち、社の一員となる責任を持たせることが目的です。
しかし、それだけではありません。その他に、使える新人育成という目的があります。
使える新人とは、新入社員教育後すぐに現場へ入れても、即戦力となって働く新入社員のことです。そのために、身につけてもらいたいある程度の知識や能力、技術などを習得させることも、新入社員教育の大きな目的のひとつです。
新入社員教育の目的2
即戦力と言っても、すぐに何か仕事を任せられるほどの能力や技術を習得させるわけではなく、一般的な基礎能力や基礎知識の習得を必要としています。
例えば、新入社員に任せる仕事として、電話応対があります。しかしこの電話応対は、正しい敬語の使い方も必要となりますし、電話でのマナーも必要となります。
新入社員教育を行わずに、そのまま電話応対の仕事を任せてしまっては、電話相手へ失礼な言動をとってしまう可能性もあります。
電話応対は、会社の顔となりますので、しっかりとした応対が必要となります。そのため、まずは一般的なマナーや常識を身につけるためにも新入社員教育が必要となるのです。